吉野家効果 [資産運用]
18日、吉野家が牛丼を1日限定で復活させたが、
その日、すき家でも物凄い事になった。
私は夜帯に入っていたが、
通常稲毛店の夜帯(18時~22時)の売上は2万6千円程度だが、
その日は4万7千円であった。
4万円いくことは非常に稀である。
吉野家の牛丼が売り切れてお客さんが流れてきたということや、
マスコミが牛丼の話題を大々的に取り上げたので牛丼を食べたくなって食べに来たという事が考えられるだろう。
店舗や時間帯によっては普段の2倍3倍も売れたというところもある。
売上のレコードを記録したという店舗もあった。
これはどういうことかというと、すき家が牛丼を復活させた折は大繁盛したが、
すき家の牛丼が復活した時よりも、吉野家の牛丼が復活したときの方が、
すき家の売上が高いということである。
これは、予想外であった。
私は、むしろ吉野家の影響で売上は下がると思っていた。
また、配送の増強や人員増強の指示もなかったので、
すき家本部も予想していなかったであろう。
売上が高かったのは18日だけではない。
18日以降、普段よりも高い水準の売上がずっと続いている。
稲毛店夜帯を例に取ると、通常3万円を超えるのは週に1~2回であるが、
18日から24日までの7日間で5回も3万円を超えた。
しかも、そのうち2回は4万円超えである(2回とも4万7千円、2回とも私が入っていた)。
これは予想外の売上であり、ゼンショーの業績予想には盛り込まれていない。
したがって、業績予想を上方修正するのは必至である。
しかも、この情報はまだ市場には出回っていないと思われるので、
株価には反映されていない。
ゼンショー株は、PBRでは5.7倍と割高であるが、
予想PERでは32.9倍と外食産業の中では割安であり、
急騰が期待できるのではないだろうか。
因みに、現在の株価は1,384円である。
定例すき家までもうすぐだぁ…。
by nimo (2006-10-04 02:29)